相続税がかかる財産とかからない財産

相続税は全ての相続で発生しません。まず理解してください。基礎控除額の範囲内なら、相続税は課せられません。基礎控除額を超えた時、超過分の金額に課税されます。

基本を踏まえた上で、相続税がかかる財産です。
専門用語でプラス財産と言います。住んでいる家が持ち家なら課税対象です。別荘やビルを所持していても同じです。現金や銀行の貯金、定期預金も課税対象になります。株式やFX、先物などの金融商品も含まれます。バイクや自動車、トラクター、ボートやヨットなども課税対象です。絵画や宝飾品もプラス財産です。音楽、映像、本などの著作権や発明品などがあれば特許権も発生しますがこれらも財産になります。みなし財産と呼ばれるものがあり、被相続人が亡くなる事で発生するようなお金、例えば生命保険金も課税対象です。

相続税がかからない財産についてです。
仏具や神具は相続税の課税対象外になります。日常で使用される仏壇やお墓は除外されています。例外はその中に高い価値のある場合です。仏具や神具の中に歴史的価値、金銭的価値がある時はプラス財産として計算してください。寄付先にもよりますが、公益性の高い寄付も相続税がかかりません。親類への寄付ではなく、自身や親族にとって利益にならないような国や地方、NPO団体などへの寄付先限定です。条例で定められた身体や精神に障害をもった方が受ける給付金の権利なども例外となります。

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Posted by souzoku09