相続税がかからない財産とは?

相続税は基本的にすべての財産にかかってくるものですが、例外的に非課税になる財産もあります。まず挙げられるのは「日常的な礼拝で使われるもの」であり、墓地や墓石、そして仏壇や仏具などがそれに相当します。ただし、金を素材にした高価な仏像といったような、金銭的な価値があると認められるような品物は課税対象となるため注意が必要です。次に挙げられるのは、「寄付に回した相続財産」です。

相続した財産を善意によってどこかの団体へ寄付するということもあるかもしれませんが、その場合は課税対象から除外してもらうことができます。しかし寄付先については、国や地方公共団体、そして公益事業を行う法定法人であることが条件となっており、どこでもいいというわけではありません。さらに挙げられるのは、「死亡保険金と死亡退職金の非課税分」というものです。相続人が受け取るこれらの財産のうち、「500万円×法定相続人の数」までは非課税になります。ですので、例えば法定相続人が2人の場合は、1,000万円までは非課税になるということです。

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Posted by souzoku09