相続税で税理士に相談する場合のサービスと費用相場
不動産鑑定などにも対応した相続税の申告をする場合、相続を専門とする税理士に依頼することがあります。少し前までは税理士報酬の基準があり、それを基に報酬額が決められていましたが、現在は自由に設定できるため、報酬額に差があります。そのため、報酬額とサービス内容を比較して、納得できる税理士を選ばなければならなくなりました。そこで、枚方で見送る家族葬を終えた後に税理士に相談した場合のサービス内容や費用の相場についてまとめておきます。
相続を専門としている税理士のサービスは、相続税の申告に関連するコンサルティングです。相談者と面談をし、家族構成や財産の状況など相続税の申告に必要な情報をヒヤリングし、相続人の戸籍謄本を集めたり、不動産の鑑定をしたりし相続税の申告で使用する情報を集めていきます。そのため、基本的には遺産総額とその他オプションで構成された報酬体系が多く見られます。
一般的な税理士のサービスと報酬体系
1 基本報酬額
基本報酬額は、遺産総額に関係なく設定している場合と遺産総額ごとに設定している報酬を基本報酬額としている場合があります。
1) 基本報酬額 + 遺産総額に応じて加算
2) 遺産総額に応じた基本報酬額
相続税ゼロで、不動産鑑定などのオプションがない基本報酬額で20万円~30万円前後が多いように思われます。遺産総額が1億円になると基本報酬額が50万円以上になるなど、遺産総額に応じて報酬額が高くなります。
2 基本報酬額に追加されるオプション
基本報酬額に報酬額が追加されるケースとして、財産に不動産(土地)が含まれる、非上場株式が含まれる、相続人が複数いるなどが挙げられます。相続財産に自宅が含まれ、相続人が複数人いる方は多いと思います。
・不動産(土地) 10万円前後
・相続人1人追加 基本報酬額×10%
基本報酬額とオプションを合わせて、相続税ゼロで30万円~40万円前後が相場と言ったところでしょうか。あとはこの金額に交通費や切手代などの実費がかかります。
ウェブ検索をすると、分かりやすく報酬額が書いてある事務所とそうでない事務所があります。また熟読しても目安となる報酬額が分からない場合もあるでしょう。税理士事務所を選ぶ際には、高崎市で司法書士を探す際と同様にまず報酬体系が明確になっているところから相談するようにしましょう。