相続税が心配な方のための税理士の探し方・選び方
税理士をお探しの方は、主に相続税の申告や納付、相続税がかかるのかどうかで心配や疑問があると思います。すでに相続が発生し、どうしていいか分からない状況の人もいらっしゃるでしょう。そこで、相続税の相談をするための税理士の探し方・選び方を紹介します。
大阪で小さな家族葬を終えた後に遺産を相続するにあたり、プラスの財産の範囲でマイナスの財産を相続する限定承認や相続の放棄を、死亡した日(相続の開始を知った日)から3ヶ月以内、相続税の申告・納付は、死亡した日(相続の開始を知った日)から10ヶ月以内に行わなければなりません。そのため期限まであまり時間がない方は税理士にお願いした方が間違いはないでしょう。
税理士の試験では相続税は選択科目で、中には相続税の勉強をしていない税理士もいます(もちろん、このことだけで判断できるわけではありません)。また不動産の評価方法、遺産の分割方法、節税の仕方など依頼する税理士によって異なり、知識と経験で差が付く分野です。そのため、出来る限り相続を専門としている税理士にお願いした方がいいでしょう。
税理士の探し方・選び方
1 ウェブ検索・税理士探し
相続税の申告・納付まで十分な時間がある場合は税務署で指導を受けながら準備することができますが、そうでない場合や相続税がかかりそうな場合は税理士にお願いした方が間違いは少なくなります。
まずはウェブ検索で、相続を専門に扱う税理士事務所を探します。専門であるかどうかの表示だけでなく、公開されていれば実績も確認しておきます。また税理士の報酬体系は財産の額に応じて決められていることが多いため、予定している財産から報酬額を見積もっておきます。
2 税理士選び
税理士をある程度絞り込んだら、直接会って相談します。申告書の作成に要する期間など日程的な確認はもちろん、不動産の評価に自信があるか、申告後に税務署からの指摘はないか、担当は複数で行うかなど、細かい点までチェックしておくと安心です。
また相続財産の額が大きくなれば報酬額も増えますので、トータルで支払う料金を見積もってもらいましょう。依頼後に説明のない費用請求をされないために必要となります。